しあわせの理由

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)

グレッグ・イーガン「しあわせの理由」を読んだ。
これは今年の初めに買って、読み進めて行ってもいまいち面白くないので、
その間色々な本を読みつつ、少しずつ読んだが、やっと読み終わった。
短編集になっており、表題作は最後にあったが、これが本当に素晴らしかった。
物事に対して新しい考え方が芽生えたと言うと大げさかもしれないが、
もう少し頭の中で消化して暫く時間が経った後から少なくとも数年は、
振り返ったときに大きな影響を受けた一作となっていると思う。