p1[live]Epic45 / Miaou / Asana

Epic45のライブを観に行った。
まずはAsana。見るのは二回目、フルバンドセットは初めて。
オーガニックで清涼感のあるサウンド
ヴォーカルも多めで、新曲もやったような気がする。
ボサノバのテイストは若干あったが、ピアノを用いてよりジャズっぽさのある曲もあった。
会場の雰囲気には三組中最も合っている温かみのあるライブだった。


Miaouを観るのは三回目。
彼らのCDは全て持っているが、新作、その前のEPを中心としたセットだった気がする。
とりあえず新作で最も好きだった曲“Morning Sun”が聴けたのでよかった。


そして待望のEpic45である。
彼らは私がライブを観たいバンドの中でも屈指のバンドであった。
念願である。私が今まで観たバンドでこれ程楽しみだったのは
過去にはTracer AMC,Explosions In The SkyとFrom Monument To Massesくらいだ。
いや、もっとあるかも。ポストロックに括られたりする中ではこれくらい。
編成は3人で、中心にBenさん、おそらく右がRobさん、左がサポートの人といった感じの3人。
Benさんがイメージと違った。もう少し音楽オタクっぽい雰囲気の人かと想像していたら、
フットボールを競技場でワーワー観ていそうななかなか体格のいい人だった。
イメージに一番近かったのはサポートの人。
Robさんは私のイメージの中の英国人らしい英国人といった顔立ち。
Benさんが主にギターとヴォーカル、Robさんがベースとギターを少々。
サポートの人が打ち込み担当といった感じで、何とドラムがいないときた。
セットは4thと再発されたEPを中心に進行した。
正直言ってやや退屈であった。
曲は良いのだ。美しい。
しかし打ち込みにギターの音まで入っていたりでなかなか盛り上がってこない。
どうしてもステージを見ると寂しくなってしまう。
のんびりステージを見ずに聴くにはなかなか良い。
残念な気持ちのまま終わるかと思いきや、Miaouのドラムの人が登場。セットに座る。
Benさんがぽろぽろと軽くギターを弾く。まさか…
曲が始まる。“River Traffic”!!!、私が二番目に好きな曲だ。
良かった、たまらなく良かった。とりあえずチケット代と飲食代の元は取った気がする。
再びBenさんがぽろぽろと軽くギターを弾く。まさかまさか今度は…
曲が始まる。“I'm Getting Too Youg for this”!!!!!、私が最も好きな曲だ。泣きそうになった。
本編はこれで終了。アンコールで軽く一曲やって終了。
良かった。この二曲を聴くために観に行ったようなものだった。
終演後Benさんと軽くご挨拶してサインを頂いた。
もう満足である。しかしやはりこの最後の二曲の盛り上がりは違うわけで、やはりバンド編成に戻した方が良いと思うわけで。