Below The Sea

昨日、Below The Seaを観てきた。


最初に演奏したのはautomator9というバンド。
saxon shoreっぽい音にうたが入ってる感じ。
インストバンドにしたほうが良いんじゃないかと思うようなヴォーカルだった。
最後の曲はインストで、これはなかなか良かった。


次がALL OF THE WORLD。
前々から興味はあったが、たいして予備知識も持たずに観た。
生演奏で色々鳴らしているのだと勝手に思っていたので、
ラップトップを使っていたのは少々期待はずれになってしまった。
好みな曲もあったが、メンバーが「方向性が間違っているんじゃないかと思われるような新曲」
と言った後の最後の残り3曲(だったと思う)は確かに間違ってる気がする…。
近くでこのバンド目当てかと思われるような感じで楽しんでる人がいたが、
最後のラップの曲には固まっていた。


続いてMiaouだが、可もなく不可もなくといった感じだった。
決して嫌いな音ではない。いや、好きだ。
しかし、静寂・アルペジオからバーストしていくのはまあこういう感じだろうなといった音。
3人組と理解していたが、サポートメンバーが2人(しかもギターに)もいるとは思わなかった。
正式メンバー3人だけであれくらい出来たら格好良いかなあとは思うのだが。


そして、3人だけで格好良い音を鳴らしてくれたのがBelow The Sea。
ギターなどの音の綺麗なバンドという認識だったが、ドラムが良かった。
ジョン・マッケンタアやらダグ・シャーリン、アダム・ピアース、ザック・ヒルと、
すっと思いつくだけでもこの辺の音のバンドはドラムが有名なのが多い。
(ザック・ヒルは凄まじい感じで、また違うが、大好きなドラマーなのでついでに挙げた)
ドラムが良いバンドはなんというかやはり安定感がある…気がする。
女性蔑視ではないのだが、バンドのドラムは基礎体力のある男性がやったほうが良いのではないかなあ。とも思った。正直、Miaouのドラムは何も感じなかった。
(前述している通り、Miaouの音自体は好きだ。バンド批判をしたいわけではないことを理解して欲しい。あしからず。)
また、あのギターの広がりはサンプラーを使って鳴らしてるのかと知った次第。
うん、やはり少ない人数で出来る限りのことをすべきだなと思った。
そして、トリなのに会場の人で知ってる人がかなり少なそうな雰囲気だったのが可哀想。
ここで以前mice paradeとHiMを観たが、このときはスタンディングだったのに、
一応飲み屋ということでもあるので、今回はテーブルと椅子があって、
飲み食いしながら観る形式だったのだが、私の視界に入るだけでも3人ほど寝ていた。
終演後も誰も興味ありげに近寄っていくこともなかったのも寂しげだった。
それなら私が、と思ったが、思うだけで結局行けないのが私である。
一人で観る寂しさに、終わったら早く帰りたい気分もあるからだ。
誰かと行きたい。帰り道で同じ話題を共有したい…。
今回は「何か良いのあったら誘って」といった友人がいたので誘ったのだが、
あれから返事は結局来なかった…。
いつも通り暗い日記になってはしまったが、良いライブではあった。


こうして長い日記を書いて見て気が付くが、
「思う」という言葉を大量に使っている。
語彙がない証拠である。
全く私はつまらない奴だなと改めて「思った」。