バタフライ・エフェクトを観た。
エンディングが切ないと謳ってあり、
「ほう、どんなものか観てみるか」と思った次第だった。
途切れ途切れになって進む話に引き込まれ、
中盤のぐるぐるした展開に少しダレつつも
オチのあの台詞には「うわあ、切ねえ」
謳い文句に通りにまんまとやられ、ぐっと来るものがあった。
過去と行ったり来たりしながら起こる
いくつものバッドエンドを繰り返した後のエンディングは
完全なハッピーではないものの、納得できるものだった。
こうじゃなきゃ切なくもないし、つまらなかっただろうが。
私にとって久しぶりに気に入った映画となった。
また、重要なアイテムとして登場する日記を主人公が毎日つけているのは、
こうして毎日日記をつけている私には非常に共感できることだった。
特に最近、理由あってこうして毎日つけるようになった今の私は、
しばらく時間が経った後に日記を読み、
過去の自分との変化を感じ、自分を見つめ、色々な気持ちに折り合いをつけ、
なんとか生きてみようかという気に自分をさせるためにかいているわけであるし。