We vs. Death

昨日の日記でなんだかんだ言いつつも、
オランダのインストロックバンド、We vs. Deathを観に行った。
会場の受付の感じの悪さと、会場の薄汚さに戸惑いつつも、いくつかの良いライブが観れた。
何の情報も持たずに観た2人組のNaanもなかなか良かったし、アコースティックで弾き語りの人も良かった。
数年前から観たかったが、そのうち誰かのライブで観るときがあるだろうと思っていたAsanaをようやく観た。
フルバンド7人から3人少ない4人で、サンプラーを駆使してのライブ。
1曲1曲が音源より長尺になっていて、じわじわ盛り上がる波に高揚感があって良かった。
フル編成で観たいなあ。来月やるらしいが。まあまたそのうち観る機会があるだろう。
WvDはギター2、ベース、ドラム、トランペットという編成だった。
トランペットの人がおそらくリーダーで、
キーボードや、初めて見る小さなアコーディオンも弾いて、一生懸命日本語で喋ってくれた。
演奏は音源と比べると、全体に感じられた薄暗さはあまりなく、タイトな演奏を披露していた。
まあ音源の感じでタイトになるであろうことは予想が付いたが。
というか、海外のインストバンドのドラムのあの独特さって何なんだろう。
日本のバンドを聴いて最後に出てきて、ドスドスっと始まるあのエネルギー。
空気ががらっと変わる。あのゾクゾク感があるからこの手のバンドはやめられない。
脱線したが、内容は新曲2曲を加えた8曲くらいだっただろうか。
そんなに意識的に聴いていなかった"Pictures From Stanford"がかなり格好良かった。
帰りにその新曲の収録された日本ツアー用CDを買って、
メンバー全員にサインして貰って、挨拶して帰った。
興奮して話したというより、とにかく終了時間が遅かったので、
急いで一言話さなきゃと焦って話した感じだった。
そして終電に乗った。