Rise And Fall Of Academic Drifting / Giardini Di Miro

saihatenet2008-10-11

GdMの1st。
編集盤でいくつかの曲は聴いたことがあったが、通して聴くのは初めて。
最大の特徴はこの頃から現在まで一貫して感じられるメランコリー。
初期と言うこともあり非常にシンプルな仕上がりになっている。
若干のヴォーカル曲もこの頃から収録されている。
いくつかのインストバンドが作品を重ねるにつれてヴォーカルを多用してみたりすることがあるが、
そのどれもが私には失敗のように感じるのだが、このGdMだけは別。
スタイルや取り入れる音が変わっても、同じ質感をいつまでも維持している。
ただ、今作のヴォーカル曲は正直少し気の抜けた感じで、2ndや3rdに比べると少々がっかり。