After This Darkness, There's a Next / September Malevolence

saihatenet2008-11-09

スウェーデンの4人組September Malevolenceの3年ぶりとなる2nd。
前作に続いてSeidenmatt, Scraps of Tape, Once We Were, Yamon Yamonと同じくTender Versionより。
日本盤が出るとの話が挙がり輸入が止められていたが、この度無事輸入盤を購入することが出来た。
前作ではインストバンドとの趣が強かったが、今作では短いインスト曲を除き、全てがうたもので構成されている。
このバンド独特の仄暗さ残しつつも、エモーショナルな質感も随分前面に出ている。
スロウな展開ではGiardini di Miroといった感じ。
その他では90'sエモや同郷のAerialといったところに通じるサウンド/うたを聴かせる。
うたもの作へと上手く移行してはいるが、
ヴォーカルの声質がAerialに似ているので、前作くらいの暗さの方が良かった。
3曲目のアコースティックな曲の途中で4曲目と表示され、4曲目も途中で5曲目と表示される。
特に意図も感じられないので、製作ミスかと思う。通して聴く分には問題ない。