クローバーフィールド

クローバーフィールドを観た。
18時過ぎからという悪くない時間帯の上映だったが、6人ほどとがらがらで良かった。
後方の通路前のシートで、足下が非常に楽で、リラックスして観られた。
こういう良い条件が重なるのも映画鑑賞にはとても大事だ。
内容も良かった。
自由の女神の頭部が飛んで来て…という最初のプロモーション映像から情報を仕入れずに観たのも良かった。
全編ハンディカムによる撮影の登場人物視点ということで、思い出されるのがブレアウィッチプロジェクト。
BWPはあまり良いと思わなかったのだが、このクローバーフィールドは結構好きだ。
こういった作品を楽しんで観られたというのは、カメラワークや編集が上手いのだと思う。
どこがどう上手いとかは私には説明できないが、たぶん上手いと思う。
そして何より、迫力や当たり前のことを当たり前に見せるということのために
資金を十分にかけられたのも大きいのでのではないだろうか。
こういったことを思うのは、最近観た、ハンディカムで撮影したとある映画が見るに堪えなかったからだ。
当たり前のことを当たり前に、前述したカメラワークや編集、あるいは演技、これって改めてかなり重要なことなのだ。