Interiors / A Red Season Shade
スイスのTobogganなどをリリースしていたGentlemenから1stをリリースした
フランスのバンドの2nd。
前作はかなり気に入っていたので、店頭で見掛けてすぐに購入した。*1
サウンドはというと、前作の印象は皆無の出来上がりとなっていた。
本当にあのバンドなのかと、聴きながらも疑うほどに別物である。
しかしボーナストラックには、紛れもなく聴いたことのある曲のリミックスが収録されている。
前作はエモーショナルで若干ポストロックな展開を聴かせるものであったが、
今作はシューゲイズテイストと北欧的な透明感を併せたような作品。
私は1stの方が好きだ。
1stのエモーショナルなエナジーと程々の粗さ、泣きのファルセットが好きだった。
今作のリバーヴの掛けながら儚く透明感のあるヴォーカルは淡々としており、
小綺麗にまとまってしまったなという印象。
強いて言えばM3、M7、M10はエモ風。