Caesura / Helios

saihatenet2008-11-29

Keith KenniffさんによるHelios
エレクトロニカの傑作1st“Unomia”から生音主体の2nd“Eingya”
アコースティックなうたものミニアルバム“Ayres”を挟んでの新作3rdとなる。
1stは浮遊感のあるシンセサイザーを用いて、どことなく温かみのあるビートで支えるといった作風で、
2ndではギターを多用し、彼の別名義Goldmundにも通じるピアノを絡ませる内容だったが、
今作ではそれらをブレンドしたような内容となっている。
特にアルバムを引っ張る曲というのはないように感じたが、まとまりがあって全体的に安定感のある1枚。
1stに傾倒している私にとってはとても受け入れやすい作品であった。